途中、一度書き始めたら妙な所に飛ばされて放置してたので、2ヶ月も経ってしまった。前回のコロナ禍は少し落ち着いたと思わせておいて、自粛を解除した途端に爆発的に増えてきて、また危険な状態に戻ったように感じる。東京でかなり増えたこともあり、移動による感染も見聞きするようになり、東京vs地方の様相を呈してきた。そして、だ。7月4日未明からの豪雨で、自分にもとてもとても関わりのある球磨焼酎の故郷、球磨川が全域で氾濫してしまい、殆どの蔵にかなりの被害が出て、いくつかの蔵では壊滅的な被害が出ている。昔、ほとんど各蔵を知らない頃、蔵元って大きいもんだと、工場みたいな感じ?と思っていた。が、行ってみると機器は別として、大概が家族経営のような本当に「みんなで造ってる」って感じの所ばかりだった。目の届く手の届く造り方。そういう所に泥水が流入し、泥に浸かり大変な状況になっている。辛い。自分たち関連以外にだって、各々の業種の方々がいっぱい働き、生活している所が悉く災害にあっている。残酷なのは数十メートルの距離の違いで被害の有無があったり、仲の良い周囲が見渡す限り酷い状況だったりと、いろんなパターンが混在していること。自分の所も熊本地震の時には全壊だったりぱっと見た目被害が無かったり…なんていう差で後ろめたかったり…言われたり…することもあった。ウチだって家の中は壁落ち放題で酷い物なんです修理もまだなんです…なんて言い訳したりした。令和2年。何て日だ!ってギャグがあるけど、何て年だ!なんて、令和2年もかわいそうだよ。何とか年内に諸々目処が付いて、大変な年だったけど年内に何とかなってきてたよね…となって欲しい。それにしても、泥が凄かった。独特の川泥の臭いがして、水に浸かった全てが重くて、ぐるりと見渡す限り、風景も人々も茶色かった。色んな所に違和感があるくらいに家財道具が積まれていた。なのに、ほぼ元通りの水面は透明で綺麗で静かだった。こうやってグチグチ言ってるのも申し訳ないんだけども、とにかく少しずつでも何か。とにかく、もう酷い雨が降りませんように。夏が酷く暑くなりませんように。コロナウィルスも解決の目処が立ちますように。