石の庭

紀元前2600〜2500年頃の大規模な住居跡を発掘
ストーンヘンジを造った人々の住居跡を発見(2007年1月31日)
英国イングランドのソールズベリー平原にあるストーンヘンジ世界遺産地域のダーリントン・ウォールで、ナショナル ジオグラフィック協会が支援する発掘調査により、数百人規模が居住していたとみられる古代住居の跡が発掘されました。調査を行った考古学者は、ストーンヘンジを造った人々の住居跡とみています。
 英国シェフィールド大学の考古学者マイク・パーカー・ピアソンは「磁気測定調査を行ったところ、調査を行った地域全体に住居が建ち並び、数多くの囲炉裏を確認しました。住居の床からは、箱形のベッドや、木製ドレッサーか食器棚の跡が発掘されています」と語っています。
 これらの住居は、放射性炭素測定の結果、ストーンヘンジ遺跡が建造されたのと同じ紀元前2600〜2500年のものでした。このことから、ダーリントン・ウォールで発掘された住居に住んでいた人たちがストーンヘンジ建造に関わっていたと結論づけました。

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