集中豪雨

県北で記録的豪雨 3人死亡、11人不明
県内は12日午前、梅雨前線の影響で激しい雨に見舞われ、阿蘇市乙姫で観測史上最大の1時間に108ミリの猛烈な雨を記録。熊本地方気象台は鹿本菊池、阿蘇地方を中心に「これまでに経験したことのないような大雨になっている」として、最大級の警戒を呼びかけた。県警によると午前11時現在、阿蘇市で土砂崩れなどで女性3人の死亡が確認されたほか、生き埋めとなるなどして11人が行方不明となっている。熊本市は白川流域を中心に2万6千世帯を超す住民に避難指示を出した。

【被害】 県警によると、阿蘇市一の宮町で70〜80代の女性3人の遺体を収容。このほか、同市や南阿蘇村で土砂に生き埋めとなるなどして計11人の行方が分からなくなっている。菊池市旭志伊萩では民家に土砂が押し寄せ、2人が閉じ込められたが、救出された。県が午前10時現在でまとめた住家の被害状況によると、全壊は菊池市などで6棟、半壊は1棟、床上浸水は14棟、床下浸水は23棟に上った。

【雨量】 熊本地方気象台によると、五木村でも1時間に98・5ミリの猛烈な雨を記録。菊池市八代市などでも50〜70ミリ台の非常に激しい雨が降った。阿蘇市乙姫では降り始めからの総雨量が507・5ミリに達した。

【河川氾濫】 国土交通省熊本河川国道事務所によると、白川が熊本市の小磧橋下流など3カ所で氾濫した。白川の氾濫は1990年7月以来。陸上自衛隊第8師団(司令部・同市)は約60人を同市に災害派遣、土のうを積むなどした。

【避難】 熊本市は白川流域を中心に、熊本市の渡鹿4〜8丁目や黒髪6丁目、碩台小など7校区に避難指示。合志川流域の田底、吉松校区の一部約500にも避難勧告を出した。同市以外の7市町村でも、6900世帯以上に避難指示や避難勧告が出た。

昨夜遅くから、天井が抜けたような雨と時折の雷で何度も
たたき起こされてたのですが、午前中一杯はかなり降りました。
気象庁の発表で使われた「経験のないような大雨」という表現は
50年に1度程の〜というような災害を招きそうな雨という事らしい
です。ちなみに観測史上最大の雨量だったとのこと。
午後からは小康状態だけど、今夜から明日にかけてまた大雨に
なりそうです。ううう…。
雨量予報の色分けで熊本の真上だけ色が違うってどゆことー!(涙)。
ウチは県内でも高台にあるので大丈夫ですけど、川のそばだったり
水が溜まりそうな場所の皆様はご用心くださいませ (;△;)ノシ))